【特別企画】動き出す世界 問われる日本
「脱炭素社会」へ、いま私たちができること。 小西雅子
「電気自動車」が誘発するエネルギー革命。 井上久男
なぜ日本では「女性活躍」が進まないのか。 奥田祥子
「核兵器禁止条約」発効が投げかける意味。 高原孝生
連載ドキュメンタリー企画 122
民衆こそ王者 池田大作とその時代
希望をつなぐ人篇(1)
特集「大阪」
【対談】やっぱ大阪、めっちゃおもろいねん! 久本雅美×塙宣之
誇りと勇気を胸に、力強く生きる人間を育てたい。 安藤忠雄
文化・芸術の力を大阪から発信。 河内厚郎
「旨い、安い、楽しい」和食をお客様に届ける。 小嶋淳司
古代から続く技術と文化こそ堺の魅力。 隈元英輔
小さな模型屋から世界一の造形集団へ。 宮脇修一
心を豊かにする大阪の「お笑い」。 鮫島幸恵
女子ボクシング世界タイトルを今年こそ獲得! ぬきてるみ
【ルポ】創価大学総合二位への軌跡――箱根駅伝ドキュメント
酒井政人
【対談】危機の時代に頼りになる公明党の使命と責任。
佐藤優×山口那津男
発展する町田の安全と快適を守るために
小磯善彦
【連載】高島礼子の歴史と美を訪ねて(6)
感染症と”共存”する知恵。
磯田道史×高島礼子
【人間探訪】岩崎宏美
十六歳当時の自分に追いつこうと思って、今は歌っています。
【新連載小説】吉野朝残党伝(2)
天野純希
【新連載】世界史旅紀行(2)
自身の好奇心が旅を豊かにする。
出口治明
鎌田實の「希望・日本」(10)
佐賀県を日本一の健康長寿のまちに。
鎌田實
【不定期連載】日本の島を旅する(10)
西表島・下 一生に一度は行きたい「憧れの島」を目指して
山口由美
【短期集中連載】コロナ時代に「協同労働」を考える(2)
「使い捨て」の労働を超えて――協同労働の実践者たち。
長岡義幸
【ルポ】
山谷のドヤ街に娯楽を!「泪橋ホール」で紡がれる物語。
青柳雄介
【連載対談】ニッポンの問題点(39)
人工知能は私たちの仕事を奪うのか。
小林雅一×田原総一朗
第17回 読者手記発表!
テーマ「夢かうつつか?」
【好評連載】
世界への扉(53)
トランプ追放では終わらない米国の分断。
三浦瑠麗
名越康文のシネマ幸福論(29)
「集中」にはコツがある。
名越康文
寄せ場のグルメ(20)
番外編 寄せ場とコロナ(上)
中原一歩
大相撲の不思議
心氣体。
内館牧子
【連載小説】
蒼天有眼――雲ぞ見ゆ(22)
山本一力
水の月(8)
中江有里
読者手記 大募集!
第20回テーマ 親父の背中
Ushio情報box
暮らしの相談室【保険編】(退職金の受け取り方法で迷っています)/ecology&economy 新しい生活様式のエコライフ(通販を利用するときは…)/熟年世代の危機管理術(自然災害から身を守るには)/SAFETY&SECURITY IT博士と学ぶデジタル社会の歩き方(LINEアカウントとプロフィール設定)/楽して楽しむガーデニング(冬に楽しめる山茶花と椿)/ナンバープレイス/手近な素材で簡単おうちごはん(大豆の水煮)/近ごろ…カラダが何かヘン!?(もの忘れが多い①)/サトミツの知っててよかった!お掃除豆知識(中性洗剤のお話)/おうち時間に簡単体操(足裏トレーニングで歩く力をアップ)/シネマ&DVD/ステージ&ミュージアム/短歌/俳句/時事川柳/最近気になるモノ(お尻やおなかをいつでもどこでも温める)/
ずいひつ「波音」
茜色の初山河。中西進/佃煮に想う。小泉武夫/旅は道連れ世は情け。岡本純子/身近に潜む危険。磯野真穂/部屋にいる感じ。武田砂鉄/
PEOPLE2021/世界のネコたち(イタリア)/ティー・エイジ流カフェ散歩(読み継がれる名作が生んだ「本喫茶」)/日本紀行(大阪)/トピックス(ホッと一息 動物たちの温泉タイム)
潮ライブラリー/新聞クリッパー/今月のちょっといい話/クロスワード・パズル/囲碁・将棋/読者の声/編集を終えて/
【特別企画】動き出す世界 問われる日本
「『脱炭素社会』へ、いま私たちができること」小西雅子(WWFジャパン専門ディレクター)
「『電気自動車』が誘発するエネルギー革命」井上久男(ジャーナリスト)
ほか2本
バイデン新政権発足とともに、世界が大きく動き始めています。特別企画では、気候変動問題、核兵器禁止条約発効、そして女性活躍といったテーマを軸に、世界の情勢と日本の現状について、四名の論客にご登場いただきます。
そもそも脱炭素社会とは何か、カーボンニュートラルの意味は?など、地球温暖化対策の基本の「キ」から解説してくれるのは、WWFジャパン専門ディレクターの小西雅子さん。続いて、欧州に加え米中でも加速する電気自動車へのシフトが、日本の自動車業界にもたらす影響を、経済ジャーナリストの井上久男氏に論じていただきました。
激動の世界の中で、日本がどのような道筋を見いだすべきなのか。一緒に考えていきたいと思います。
【対談】「危機の時代に頼りになる公明党の使命と責任」
佐藤優(作家・元外務省主任分析官)×山口那津男(公明党代表)
新型コロナウイルス感染症の猛威が止まらぬなか、政治の役割が大きく問われている昨今。そこで、経済対策や給付金支給、ワクチン確保や国内生産について、常に政府・国会をリードしてきた公明党の山口那津男代表に、作家の佐藤優氏が迫ります。
テーマは他にも、不妊治療への保険適用や安全保障の現在、さらに政治とカネの問題など多岐にわたります。佐藤氏の「困難な課題を、合理的かつ現実的な政策に落とし込めるのが公明党の真骨頂」との的を射たコメントなど、読み応え満載の対談となっています。
【ルポ】「創価大学総合二位への軌跡――箱根駅伝ドキュメント」
酒井政人(スポーツライター)
箱根駅伝四度目の出場にして、初シードだった創価大学が、往路優勝、総合二位と、お正月の箱根路に大旋風を巻き起こしました。そこで、榎木監督就任から2年、創価大学駅伝部の取材を重ねてきたスポーツライターの酒井政人氏が、10区間217.1キロのドラマを、ドキュメントでお届けします。あの日の興奮と感動を、もう一度誌上でご堪能ください。
【特集】大阪
「やっぱ大阪、めっちゃおもろいねん!」久本雅美(タレント・女優)×塙宣之(芸人/ナイツ)
「誇りと勇気を胸に、力強く生きる人間を育てたい」安藤忠雄(建築家)
ほか
特集では先月号に続き、庶民の都「大阪」を取り上げます。食、文化、お笑い、スポーツなど、多彩な顔触れが登場するなかで、なんといっても目玉はタレントで女優の久本雅美さんと、関東芸人No.1との呼び声も高い「ナイツ」の塙宣之さんの「ぶっちゃけ対談」。丁々発止、当意即妙、抱腹絶倒のオンパレードで、大阪人の秘密と魅力にとことん迫ります。「おもろい大阪」を存分に味わってください!
続いては、大阪市・中之島公会堂の隣に「こども本の森 中之島」をオープンした、建築家の安藤忠雄さん。苦学の末に建築家の道を歩み始めた安藤さんは、「子どものころにもっと本を読んでおきたかった」と後悔したそうです。これからの時代を生きる子どもたちには、同じ後悔をしてほしくない、そして本という心の栄養を届けたいとの思いが、壁一面の書棚に本が並ぶ、夢のような「本の森」へと結実しました。日本を代表する建築家の箴言は温かく、じわっと胸に沁みてきます。
連載ドキュメンタリー企画(122)
「民衆こそ王者 池田大作とその時代」希望をつなぐ人篇(1)
ユゴー、トルストイ、ホイットマン――。
青春時代を文学とともに歩んだ池田。
次の時代を担う若き人々に、「読む」ことを通し「希望」を見出し、
「知る」ことを通し「生き抜く力」を湧き出すよう訴え続けてきた。
「読書」を通し青年を薫陶する池田の信念は、やがて創価大学の「中央図書館」へと結実していく。