宋江、呼延灼に梁山泊への入山を請う。
「悪政に泣く住民たちは数百万。なにとぞ梁山泊に入山し、悪政をただし、平和な大宋国にするためにお力をお貸しくだされ」
呼延灼は梁山泊を取り囲んで兵糧攻めにするが、その間に梁山泊では轟天雷が大筒を完成させ、さらに連環砲までも作り上げていた。
水辺にひそんだ梁山泊軍は、官軍を水中に引き込む。
鉄の鎧をまとった官軍は、水死体の山を築いた。梁山泊討伐軍は壊滅し、青州に逃れた呼延灼は、知事から桃花山、二竜山、白虎山の山賊討伐を頼まれる。
呼延灼に攻められた桃花山の首領李忠は、二竜山に助けを求めた。
二竜山の首領は魯智深と楊志だった。
第27章 官軍敗走
第28章 呼延灼青州に向かう
第29章 三山連合軍
第30章 奇略
第31章 おとずれた不幸
第32章 河北の玉麒麟
水滸外伝 八臂哪吒項充の巻
付録
水滸伝関連地図
水滸伝ビジュアル 東平湖と石碣村を訪ね阮三兄弟の子孫に会う 文・後閑英雄 写真・浦充伸