「鉄人より強くて、物を考えるロボット……。
おもしろい、造ってみよう」――不乱憲博士
不乱拳博士、ブラックオックスを手がける
速水仁司(模型・造形作家)「解説」より
(中略)横山先生は鉄人の大きさを自由に変えているんです。漫画として考えた時に、どう見せたほうが効果的かということを大事にして、そういう表現をされているんですね。
そうかと思うと、絶対に減らない線があります。その線が一本あることによって、ゴムであるか鉄であるかを描き分けておられる。(中略)譲れるところはいくらでも譲るけれども、譲らないところはバシッと決めて描いてある。そのことに気がついたんです。
人工雷/きえたやしき/スーパーアトミック/くるったバッカス/あばかれていた海底の墓場/ぬすまれた死体/生きかえった博士/鉄人のかつやく/まちぶせていた人夫/つきまとう暗殺者/魚雷攻撃/海底と海上/かんがえるロボット/岩風と光の爆発/くずれるまだら岩/ブラックオックス/あらわれたオックス
自動車レースの巻
神戸に出現する18メートルの鉄人28号への思い 速水仁司(模型・造形作家)