南郡争奪戦
周瑜は曹仁の拠る南城を攻撃。曹仁は曹操の秘策を使い、周瑜に矢傷を負わせる。周瑜が苦戦しているさなか、趙雲は南城を、張飛が荊州城を、関羽は襄陽城を占領した。
玄徳はさらに南の四郡攻略を開始。玄徳軍は零陵を落とし、つづいて趙雲が桂陽を、張飛が武陵をとった。関羽は赤壁で曹操を見逃した一件を挽回しようと、五百騎で長沙を攻撃し、功臣・黄忠を感服させた。
呉は合肥城攻略に手こずり、ついには孫権自らが出陣するが、太史慈を失うなど、大損害をこうむり撤退する。
周瑜は、荊州を返還しない玄徳に対し、孫権の妹との結婚をもちかけ玄徳殺害を謀る。
一巻の書/曹操の秘計/静寂の陣/無血城とり/荊州の主/四輪車/裏の裏/桂陽攻め/兄嫁騒動/張飛武陵をとる/関羽五百騎/黄忠の矢/合肥城攻防/太史慈の最期/証文/謀略結婚
三国志関連地図
三国志通講座⑬「美女」井波律子(国際日本文化研究センター教授)
三国志を描く 村上豊(画家)