本の内容:
副将の忙牙長を討たれた孟獲は、董茶奴を差し向けるが、董茶奴は馬岱に「恩をわきまえぬのかjと言われ、戦わずに引き揚げた。
孟獲は董茶奴に百杖の罰を与える。董茶奴は、孔明に恩義を感じている頭目達とともに孟獲を生け捕り、孔明に差し出した。
しかし孟獲は再び釈放される。董茶奴と阿会喃を殺した孟獲は、弟の孟優を降伏の使者として孔明の陣へ行かせた。
孔明は孟優を大いにもてなすが、その頃、孟獲は夜襲の準備を進めていた。
目次:
百杖の罰/再釈放/夜襲/三たび放つ/音無しの構え/四度目の縄/禿竜洞/毒泉/万安隠者/女軍の踊り/毒矢の雨/祝融夫人/木鹿王/動く木獣/烏戈国/藤甲蛮
〔付録〕
三国志関連地図
諸葛亮の南征図
武人の鑑―趙雲 沈伯俊(中国『三国志演義』学会常務副会長兼秘書長)