本の内容:
龐統から劉璋を殺すよう命じられた魏延は、酒宴の席で剣舞を始めたが、蜀の将たちも剣舞に加わって危険な雰囲気となる。玄徳はこれを叱りつけた。
おりしも劉璋のもとに、張魯が葭萌関に攻めてきたとの報告があり、劉璋の頼みを受けて玄徳は葭萌関に向かう。
孫権はその隙に荊州へ攻め入ろうとするが、母に反対されたため、妹に母が急病ゆえ帰国するよう密書を送った。
夫人は阿斗を連れて呉へ帰ろうとする。趙雲はそれに気づいた。
目次:
剣の舞/掌中の珠/曹軍南下/日輪の夢/三つの策/武人の護り/紫虚上人/抜け駆け/湖の底/落鳳坡/引き潮/破軍星/草刈り/誘引の計/援軍到着/金雁橋
〔付録〕
三国志関連地図
劉備の益州占領コース
三国志ビジュアル 関帝廟を行く(神戸編) 文/平井徹(慶應義塾大学大学院生) 写真/浦充伸
矛盾のマネジメント術―毛沢東と『三国志』 高野孟(インサイダー編集長)