本の内容:
ようやく翼州に着いた関羽は、民家に宿を借りて玄徳のもとへ使いを派遣する。
玄徳は口実をもうけて翼州城を出発し、関羽と再会した。
玄徳の勧めで民家の次男・関平が関羽の養子となり、道中で再会した趙雲も玄徳の部下に加わる。その頃、呉では呉郡の太守・許貢が曹操と内通していたことが発覚、許貢の一族郎党はことごとく打ち果たされた。
しかし、それを逃れた三人の浪人がいた。
彼らは孫策を暗殺しようと、機会をうかがっていた。
目次:
主従再会/三浪人の復讐/于吉老人/孫策の最期/江夏の乱/凶馬/檀渓を跳ぶ/水鏡先生/浪士単福/養子劉封/単福の素性
〔付録〕
三国志関連地図
官渡戦い図
曹操北方平定作戦図
三国志ビジュアル 関帝廟を行く(函館編) 平井徹(慶應義塾大学大学院生)
「関羽と張飛 どっちも強い」 岡崎由美(早稲田大学文学部教授)