『対決! 日本史』シリーズ、第5弾「第一次世界大戦篇」が刊行。
資本主義、帝国主義、民族、同盟……なぜ世界大戦は起こったのか。
なぜ人類は21世紀に至っても愚かな戦争をやめないのか。地球上に恒久平和はいつ実現できるのか。
――この命題を二人の巨人が徹底的に追及する。
同盟があれば戦争は起きず、平和は維持される、はずだった……しかし三国同盟、三国協商があったがゆえに世界大戦は起きてしまった!?
〈「力の均衡」「同盟」という考えだけに拠って平和を維持していく政策が、いかに危ういか。これが第一次世界大戦から私たちが学ぶべき第一の教訓です〉(佐藤優、本文より)
一方で、日本は第一次世界大戦で勝ちすぎてしまった!?
日清戦争、日露戦争、そして第一次世界大戦を経て、増長し帝国主義国家へと変貌していく日本。
「破滅の道」を歩む日本の実像と過ちをつかみ取れ!
◆対決! 日本史3 維新から日清戦争篇
緊張感高まる世界情勢を読み解くカギは「日清戦争」にあり。日本が戦争の連鎖に突入した背景にあったものとは。
◆対決! 日本史4 日露戦争篇
清・ロシアに勝った日本の過ちとは。日露の背後で蠢いた英米の思惑とは。戦乱へと突き進んだ時代の真実に迫れ!