ご注文はこちら
社会人のための実践的文章講座
人さまに迷惑をかけない文章、相手を説得する文章、知的遊びのある文章、本質をとらえた文章を書くには? 「文は人なり、人は世間(社会)なり」。文章の書き方を説く文章そのものに桑原武夫という人が生きている。
私と文章
Ⅰ 人さまに迷惑をかけない文章の書き方
自分で考えたことを書く
できるだけシンプルに書く
基本的な技術を身につける
独り言になってはいけない
Ⅱ 相手を説得する文章の書き方
パンチをきかせて書く
細かい切り込みで調子をつける
密度の濃い文章を書く
ひねりをきかせて書く
Ⅲ 知的遊びのある文章の書き方
あいまいなことは書かない
最後の締めを工夫する
書き出しの印象が大切
知的な話題を提供する
Ⅳ 本質をとらえた文章の書き方
助詞の使い方で勝負する
不必要な反感を与えない
現象の底流をさぐる
問題意識をもって書く
文章教室合評会
自分の持ち味を生かす文章の書き方
かみしもを着た文章
普通のことをふつうに書く
自分の持ち味を大事にする
独自の見方で飾らずに書く
文章の脈絡をきちんと通す
文章の展開はわかりやすく
文学的な虚飾は避ける
擬音の使い方には注意する
比較の基準は公平にする
着眼のユニークさが大事
解説――多田道太郎