ご注文はこちら
宮城県亘理町のいちご農園の長男・谷川晃は、
2011年3月11日、大学進学を控え諸準備のため上京していた。
その日、晃を除く家族全員が津波に呑まれ、
8年経ってもまだ誰も見つからない。
大学卒業後、仙台に戻った晃の目には、
人々は震災のことなどすっかり忘れているかのように映っており、
恋人との結婚にも踏み出せずにいた。
そんな時、目の前に1台のタクシーが現れ――。
豊臣秀長 我、日輪の柱たらん
髙橋直樹
てきてき 浪華のおなご医師と緒方洪庵 縁
鷹井 伶
われ去りしとも 美は朽ちず
玉岡かおる
こちらはただの「落とし物係」です!──警察行政職員・音無遠子の流儀
仁科裕貴