すべての映画ファンに贈る熱き照明技師たちの物語!
本作は誰にでも楽しめる極上の娯楽小説だと思います。
読めば元気が湧いてくる物語です。
◎解説=高島礼子(俳優)
時は昭和30(1955)年。映画会社の助監督試験に落ちた五堂顕は、思いがけない出来事から照明技師として映画の世界へと足を踏み入れる。しかし、現場での理不尽な扱いに耐えきれず逃げ出したくなってしまったが、顕に手を差し伸べたのは、往年の女優・衣笠糸路だった。――娯楽の王様といわれた映画界を支え続けた「ライト・スタッフ」の熱き人間ドラマを描く渾身の作品!