心療内科医・本宮慶太郎シリーズ第1弾が
ついに文庫化!
江戸川乱歩賞作家が満を持して贈る
純文学ミステリーの最高傑作!
【あらすじ】
京都の小さな町で、遺書らしきメモとともに34歳の女性・小倉由那の遺体が発見された。
それから数日後、同じ町で心療内科を開業する本宮慶太郎のもとを、
女子高校生の棚辺春来が母親に連れられて訪ねてくる。
彼女の不調の原因を探ろうとする慶太郎は、
春来の口から由那の死に関する驚くべき疑念を聞いてしまう。
一人の医師が、人の心にひそむ光と影を見つめる。