朝ドラ「おちょやん」主人公のモデルとなった
女優・浪花千栄子の物語!
舞台は大阪。
貧しい家庭で育った南口キクノは5歳で母親を亡くし、父親は見知らぬ女性と蒸発。過酷な丁稚奉公時代を経て、19歳になると知人に誘われ役者の道へと進んでいく。
やがて浪花千栄子として女優になり人気役者と結ばれるが、その夫にも裏切られ離婚。苦悩の末に自殺を考える。
しかし、それでも負けず人々から”大阪のお母さん”として愛され続けた一人の女性の波瀾万丈の生涯をたどる。
「浪花千栄子は勝利者や成功者などでなく、最後まで負けなかった女性なのだと思う。ゆえに彼女は、舞台で人々を魅了し、人生を輝かせていくことができたのだろう」(作家・宮本輝氏)