創価学会は生命論に始まり生命論に終わる
軍部による弾圧、多くの退転、そして敗戦。戸田城聖は心に決めた。
「学会に教学がなかったから、みな退転したのだ。これから教学をやろう」
御書(日蓮の遺文集)の発刊、法華経講義、御書の研鑽・・・・・・
池田大作は戸田の構想を支え、前代未聞の民衆運動の先頭に立ち続ける。
その一つの象徴は「教学の浸透を第一歩とした」関西での激闘だった。
第1章 教学なき敗北を超えて――御書の誕生
第2章 「身で読む」喜びを知る――研鑽の大波
第3章 「関西の戦い」の第一歩――法華経と御書①
第4章 仏とは女性部の「忍辱の心」――法華経と御書②
第5章 幸福を教え、増す日々――統監の労作業
第6章 この日を境に“関西は一変”――雨の大阪球場
第7章 男女はきらうべからず――女性たちの一念
第8章 大変な時ほど、御書を読む――難に立ち向かう