ベストセラー『わたしはマララ』に続く手記第二弾!
ノーベル平和賞受賞後も精力的に活動するマララさん。
マララさんは世界各地の難民キャンプを回り、難民女性たちとの交流を重ねてきた。
家族を、故郷を、国を追われた少女たちの終わらない物語――。
「この平和を当たり前だと受け止めている人がたくさんいると思うたび、不思議でたまらない気持ちになる。私は毎日、平和に感謝している。
平和に暮らしたくても、それができない人たちがいるんだから。何百万人もの男性や女性が、そして子どもたちが、戦争を目の当たりにしながら日々を生きている。
――そんなところで暮らしている人々にとって、命を守るための唯一の選択肢は、その土地を離れること。自分の住む家や住む町を出て、見知らぬ場所で暮らすこと。でもそんなのは、”選択肢”とはいえない」(マララ・ユスフザイ)