太宰治 愛と文学のアルバム
旅のはじめに
自伝的小説の地図
第一章 「思い出」
幼少期から、葡萄(ぶどう)狩りの初恋まで……金木、青森、浅虫温泉
第二章 「津軽」
花柳界と左翼活動の高校生……弘前、青森、大鰐温泉
第三章 「東京八景」「姥捨」
上京、天国と地獄の二十代……東京、鎌倉、三島、沼津、湯ヶ野、谷川温泉
第四章 「富嶽百景」
富士には月見草、再起をかけた結婚……御坂峠、甲府
第五章 「故郷」「津軽」
故郷、汝を愛し、汝を憎む……津軽半島(蟹田、竜飛岬、五所川原、木造、鰺ヶ沢、深浦)
第六章 「十五年間」「惜別」「薄明」
戦時下の良心ある作家として、父として……甲府、金木
第七章 「冬の花火」「メリイクリスマス」
敗戦。戦後日本への疑問……金木、三鷹
第八章 「斜陽」
滅びゆく貴族から無頼派作家へ……下曽我、西伊豆三津浜
第九章 「人間失格」
肉体は滅び、文学は永遠の命を得る……熱海、大宮、三鷹
旅の終わりに
|