潮出版社
 
 
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著者名
童門冬二
カテゴリ名
本/単行本
発刊日
2009年12月19日
判型
四六判
ページ数
365
ISBNコード
978-4-267-01819-0
Cコード
0093
価格
1,870 (本体 1,700円)

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作品概要


民のために生きる――
名君上杉鷹山の改革をささえた師・細井平洲の教え


名門の名にあぐらをかいて衰亡の危機に瀕していた米沢藩上杉家。そんな藩の状況を見かねていた藩医・藁科松柏は若い藩主の教育係と、財政再建のための人材を求めていた。儒学者・細井平洲がまさにその人だった。
彼が最初に取り組んだのは人づくり。藩の改革に意欲をもつ異能の士を育てあげた。
古い体質を残す重臣たちのクーデターにあいながらも、藩主・上杉鷹山と二人三脚で財政改革に取り組む……。

目次

両国橋は青空劇場/幕府の非情な大名政策/名門になった北国の守護神/初講義/硬骨漢 佐藤文四郎/米沢保守派のサボタージュ/いつも脇に先生がおられる/財政難の時こそ人づくりを/藩校は心の学校です/重役たちの講義監視/財政の根本原則/最初の門人を改革の核に/異能は異常時に発揮する能力/藩主は米、藩士は薪と釜/江戸での門人が米沢にいた/伝えるべきは感動/平洲先生の自戒/重臣たちのクーデター/直江兼続を偲ぶ/一字一涙――その後の鷹山と平洲