「BOSS」誕生までの挑戦と技術革新のドラマ
サントリーのトップブランドとして人気を不動のものとした「BOSS」。開発の裏には各分野の“職人”たちが集まったプロジェクトチームの存在があった。
プロローグ
愛しき我が子
第一章 「BOSS」の誕生
冷凍食品の開発で取得したスキル
「やってみなはれ」の社風
新しいブランド作りをめざす
コンセプトチームの威力
なぜヘビーユーザーなのか
良質なコミュニケーションの秘訣
チーム全員参加のネーミング会議
第二章 「BOSS」のおかげで相棒が見つかった(座談会)
お客さんの方を向いてものを作る
商品にある人格みたいなものが大切
相手がプロであるという尊敬
第三章 挑戦と技術革新(イノベーション)の十五年
たかが缶コーヒー、されど缶コーヒー
プロセスが大切な飲みもの
職人がいないー―サンカフェ誕生
四番打者を探せー―グアテマラの発見
コーヒーを作る技へのこだわり
幻のモカ復活へ
ユーザー像はつねに進化する
技と心の融合
エピローグ
新たな「BOSS」伝説
あとがき
装幀/石浦弘幸