毛丹青
1962年北京生まれ。北京大学東方言語文学科卒業後、中国社会科学院哲学研究所助手を経て、1987年三重大学に留学。商社勤務などを経て、日中バイリンガルによる執筆活動を開始する。日本での代表作には『にっぽん虫の眼紀行』、中国語作品では『狂走日本』『弧島集』など。また日本文学の中国語への翻訳作品としては村上春樹『歎異抄』や『女のいない男とたち』など多数ある。2011年に中国で創刊した雑誌『知日』の主筆を5年間務めたあと、2016年からは『在日本』総編集長に就くなど、文学・演劇・音楽などの日中文化交流の最前線で縦横無尽に活躍。2009年4月から、神戸国際大学教授に就任。