五木寛之
1932年福岡県生まれ。教師だった両親とともに、朝鮮半島にわたる。敗戦後引き上げて、1952年に上京。早稲田大学露文科中退。その後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、1966年「さらばモスクワ愚連隊」で第6回小説現代新人賞、1967年「蒼ざめた馬を見よ」で第56回直木賞、1976年「青春の門 筑豊篇」ほかで第10回吉川英治文学賞を受賞。菊池寛賞、毎日出版文化賞特別賞、NHK放送文化賞など。代表長編作に『デラシネの旗』『戒厳令の夜』『風の王国』『親鸞』など。代表エッセイに『風に吹かれて』『百寺巡礼』『大河の一滴』など。対談シリーズに『仏の発見』『気の発見』『息の発見』『霊の発見』『神の発見』。また大ベストセラー「生きるヒント」を新しく編み下ろした「新版 生きるヒント」シリーズなど著書多数。