詩人。1929年福島市に生まれる。1963年早稲田大学第一文学部卒業。1961-1972年北米アイオワ大学国際創作プログラム客員詩人。毎日出版文化賞(82)桑原武夫文芸賞(98)講談社出版文化賞(2000)詩歌文学館賞(09)三好達治賞(10)などを受賞。2012年、福島県より平成24年度県外在住功労者表彰を受ける。
詩集に『われら新鮮な旅人』(1965、defnitive edition、みすず書房、2011)『メランコリックな怪物』(73/79)『言葉殺人事件』(77)(以上、現代詩文庫、思潮社)『深呼吸の必要』(84)『食卓一期一会』(87)『世界は一冊の本』(94、defnitive edition、みすず書房、2010)(以上、晶文社)『黙されたことば』(みすず書房、97)『記憶のつくり方』(98、朝日文庫、2013)『一日の終わりの詩集』(みすず書房、2000)『長田弘詩集』(自選、ハルキ文庫、03)『死者の贈り物』(みすず書房、03)『人はかつて樹だった』(みすず書房、06)『空と樹と』(詩画集、画・日高理恵子、エクリ、07)『幸いなるかな本を読む人』(毎日新聞社、08)『世界はうつくしいと』(みすず書房、09)『詩ふたつ』(詩画集、画クリムト、クレヨンハウス、10)『詩の木の下で』(みすず書房、12)など。
エッセーに『詩は友人を数える方法』(講談社文芸文庫、93)『定本 私の二十世紀書店』(99)『アメリカの61の風景』(04)『知恵の悲しみの時代』(06)(以上、みすず書房)『読書からはじまる』(NHKライブラリー、06)『本を愛しなさい』(みすず書房、07)『読むことは旅をすることー私の二十世紀書店紀行』(平凡社、08)『アメリカの心の歌 expanded edition』(みすず書房、12)『なつかしい時間』(岩波新書、13)など。