本の内容:
孝行者の徐庶は、母の筆跡をまねた偽手紙にだまされ、曹操のもとへ行くという。
玄徳は快くそれを許し、遠くまで見送った。
徐庶は玄徳に隆中に住む大賢人を訪ねるよう言いおいて去る。
しかし徐庶の母は、我が子の愚かさを嘆いて自害してしまった。
徐庶が薦めた人こそ「伏竜・鳳雛のどちらかを得れば天下を手中におさめることができる」といわれる伏竜、諸葛孔明だった。
玄徳は関羽、張飛をともなって孔明の住む廬を訪ねるが……。
目次:
偽手紙/諸葛孔明/母と子/孔明を訪ねて/雪千丈/三顧の礼/お家騒動/曹軍侵攻/博望坡の戦い/酔えぬ美酒/劉表の死/降伏/孔明 新野を焼く/難民
〔付録〕
年表
三国志関連地図
「人盗り物語、三国志」 シブサワ・コウ(ゲーム・プロデューサー)